ヤスリで作るナイフメーキング肉体労働編 4

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#24
凹の角等に使うヤスリ
平ヤスリの側面一面を削り落としてあります写真では
良く見えませんね、残りの三面はそのままです。
ヤスリは平面に溝を切るときに側面に少しだけ爪が出て
きますその部分を削り落とすのです

綺麗な内角を作る時は大変重宝です。


作り方はグラインダーで削るか、ダイヤモンドコーティング
のヤスリで削ると良い。

#26
ヒルト溝の成型
罫書き線に沿ってゲージをセットする、罫書き線の
内側へ。後でブレードに差し込んで調整する余裕
を残しておきます、ヤスリ掛けはゲージ面に平行に
掛けゲージにヤスリが当たったら次の作業に
移ります。

ケージは熱処理してあるので削れません、何時までも
ヤスリを掛けているとヤスリが駄目になりますので
絶対にしてはいけません。

#21
ドリルで開けた穴を金鋸で繋ぐ
ここで、ひと工夫して金鋸の弓に
鋸刃を二枚
取り付けます。
一枚だとヤスリ掛けの負担が増えるのと、ヤスリを
入れずらい為です、同じメーカーの鋸刃だと
ピッタリ重なります。

#22
これで約 2ミリの溝が切り終わりました。
溝を切るときは一度に切らず、ヒルトをバイスから
少しずつ出して切ります、曲がると大変なので
少しずつゆっくり切ること、
力んではいけません。

#27
 罫書き線の内側で一度止めて反対側の
作業に移ります、内側の角は一片を
削り落とした角ヤスリで削ります。
#26 の様にゲージをセットしてゲージ面に
平行にゲージに当たるまで。

ステンレスをヤスリで削るのは非常に時間が
掛かりますゆっくりと時間を掛けて正確に
削りましょう。

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#23
これは溝きり等に使うゲージです。
鋼材の余り物、平面研磨済みで板厚 4ミリ
鋼材名CV-134熱処理済みです。
周りの4辺は直線になっています、開いている穴は
リーマ掛け等で使う穴。


冶具は自分で考えて作るとknife makingが
たのしくなりますよ、あまり複雑な冶具は避けましょう。

#25
ヒルトの加工に使うヤスリ達
左の2本と5番目は手切りの平・角ヤスリ、3番目は
ホームセンターで買ったステンレス用のヤスリ
残りもホームセンターで買ったものです。




この本数が絶対必要な訳では有りません
ヒルトの形状等で色々使い分けします。